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ASIAS 児童養護施設へのアーティスト派遣プロジェクト

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都内の児童養護施設入所児童を対象に、月1〜2回のペースで数ヶ月にわたり計10日間程度のワークショップを実施します。アーティストが各施設に出向き、子どもたちが多様な表現活動を介して、創造的な関わり合いを経験することで、彼らの自己肯定感や自尊感情を高め、自立支援に寄与することを目的としています。最終日に施設内の職員の方などに向けた発表の機会を設けることや、継続実施を検討することもあります。

 

【プロジェクトが解決しようとしている社会課題】
近年児童養護施設では、被虐待経験や何らかの障害のある入所児童の割合が増加しています。虐待を受けた子どもたちは、情緒や行動面、自己認知や性格形成など非常に広範囲にわたる深刻なダメージを受けており、障害のある子どもにとっても、一人ひとりの特性に合ったより専門的なケアが求められています。家庭的養護の推進、専門的ケアや自立支援等の施策の充実も図られていますが、行政や企業では成果が出るまで時間がかかりコーディネートの負荷が高い支援は、継続が難しく不足しがちです。当団体では、既存の制度では補えない、個々人を尊重し、且つ継続可能な自立支援活動を通して、虐待の連鎖等社会的課題の根本的な解決を目指します。

【解決する方法】
施設職員と連携し、個々の児童の興味・関心や心の状態に応じて、身体表現や音楽、美術、演劇など多様な方法で自己表現を楽しめる場を丁寧にコーディネートします。子どもたちが安心して主体的に表現できるよう促し、他者と関わり合いながら、ものの見方や考え方の多様性を認め合い、自己肯定感を育んでいきます。

【プロジェクトのもたらす長期的成果】
施設退所者は、一般に比べ大学進学率が低いことや、若者ホームレスの10人に1人が施設出身者というデータもあり、社会的養護の下で育った子どもが、一般家庭で育った児童と公平なスタートラインに立って自立できているとは言い難い状況です。これは、貧困や非行、虐待の連鎖などの社会的課題にもつながり、児童養護施設だけの問題ではありません。このプロジェクトが、「福祉」や「アート」という分野を越えた先駆的な活動として、どんな状況にある子どもたちも、ひとりの人間として自分らしく生きていける社会の実現を目指しています。

【遂行メンバーや受益者からのメッセージ】
施設の職員にとって、日常では見落としがちな子どもたちの個性を発見し、新たな視点で子どもたちを見つめ直す新鮮な機会になるという感想や、子どもたち自身が本来持っている力を引き出していくアーティストならではのアプローチが、普段の関わり方の参考になるという感想も届いています。他者との関わりが苦手な子どもたちも、表現を介して長期的にワークショップを重ねていくうちに、トラブルも経ながらも、次第に活動を楽しみ周りとも協力し合あうようになり、自己や他者を認め合う体験は、子どもたちの大きな自信につながるとともに、職員からも好評を得ています。

【寄付によって達成できること】
寄付金は、講師の謝金や交通費、スタッフ・ボランティアへの交通費、ワークショップの材料費に充て、よりきめ細やかな質の高い活動の実践を目指します。また、継続的な活動や、実施施設数を増やすことも可能になります。

 

お申し込みはこちら

http://www.giveone.net/cp/PG/CtrlPage.aspx?ctr=pm&pmk=10422

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