緊急災害, 街づくり

富士市がトイレトレーラーを披露 被災地に相互派遣

Pocket

 静岡県富士市は4日、インターネットのクラウドファンディングで購入資金を集めたトイレトレーラーを披露した。大規模災害時、トイレ不足に悩む被災地にトレーラーを相互派遣する「みんな元気になるトイレプロジェクト」の全国第1号。小長井義正市長は「みんなの思いを乗せた備蓄物資。助け合いのネットワークを富士山の麓(ふもと)から広げたい」と語った。【高橋秀郎】

 プロジェクトは、一般社団法人「助けあいジャパン」(東京)が提唱。地震や津波、水害で設けられた避難所に、トレーラーを車でけん引して集結し設置する。全国約1700市区町村に各1台の配備を呼びかけている。

 市によると、トレーラーは長さ約4.3メートル、幅約2.4メートル、高さ約3.2メートル。四つの個室に洋式便座を備え、上下水道が途絶えた状態で約1500回使用できるという。太陽光パネルとバッテリーで停電にも対応。側面に市のブランドメッセージ「いただきへの、はじまり」、背面に支援者の名前を印字した。

 購入費は約1250万円。クラウドファンディングで約1057万円、一般の寄付で約191万円の計約1248万円を集めた。寄付はふるさと納税の仕組みを活用、けん引車改造など経費は財政支出を充てた。普段はイベントや防災訓練などで使用するという。

 助けあいジャパンによると、愛知県刈谷市が賛同して購入を準備し、西伊豆町も導入を検討し、他に約300の自治体から問い合わせがあるという。石川淳哉共同代表(55)は「富士市が一番に名乗りを上げてくれたので関心が高まった」と話した。

 

引用元:https://mainichi.jp/articles/20180405/k00/00e/040/228000c

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です