生活困窮

食品寄付 気軽にいつでも…文京や世田谷区

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 家庭で余った未開封の食品を寄付し、生活困窮世帯などに届ける「フードドライブ」を、イベント時などの期間限定ではなく、一年中いつでも受け付ける自治体が増えている。気軽に食品を持ち込みやすくするとともに、食べられるのに捨ててしまう「食品ロス」の減少につなげる狙いがある。

 文京区は4月から、同区春日の文京シビックセンター17階にある区リサイクル清掃課で、土日祝日や年末年始などを除く平日の午前8時半~午後5時15分に、食品の寄付を受け付ける。

 同区では2014年度~16年度、フリーマーケットなどのイベント会場で食品を受け付けていた。17年度に、イベント前日までの約1か月間にわたって食品持ち込みを受け付けたところ、前年度の倍以上となる609キロの食品が寄せられた。このため、区は新年度から受け付けの通年化を決めた。持ち込める食品は未開封で、賞味期限まで2か月以上ある缶詰やレトルト食品、精米から2年以内のコメなど。冷凍や冷蔵保存が必要な食品は受け付けない。

 集まった食品は、NPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」(台東区)を通じて、生活が苦しい世帯に届けられる。

 区リサイクル清掃課の担当者は「多くの人に参加してもらい、必要な人たちに食品を届けられれば」と話す。問い合わせは同課(03・5803・1135)。

 すでに区内2か所で通年のフードドライブを実施している世田谷区は、4月から、新たに区役所分庁舎1階の清掃・リサイクル部事業課の窓口でも通年の受け付けを始める。

 同区の調査では、16年度に区内で出た可燃ごみの2・7%(約4500トン)が、未開封や食べ残しの食品と推計している。食品ロスを減らそうと、17年4月から「エコプラザ用賀」と「リサイクル千歳台」で通年の食品持ち込みを受け付け、イベント会場でも募ったところ、今年2月末までに計820キロの食品が集まった。

 新年度からは区役所でも実施し、受付時間は、平日午前8時半~午後5時15分。寄せられた食品は区社会福祉協議会を通じ、区内の子ども食堂の運営者らに届けられるという。

 足立区でも今年1月から、荒川区も昨年10月から、通年で食品寄付を募っている。

 

引用元:http://www.yomiuri.co.jp/local/tokyo23/news/20180329-OYTNT50083.html

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