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現役警官のボクサー、プロのリングへ 14日後楽園デビュー

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松本署の留置管理課に勤務する二葉恒輝(ふたばこうき)巡査長(27)が、東京・後楽園ホールで十四日に行われるボクシングのスーパーバンタム級四回戦でプロデビューする。県警広報相談課によると、県警の警察官がプロボクサーになるのは初。ファイトマネーはNPO法人長野犯罪被害者支援センターに寄付する。二葉巡査長は「(得意の)ボディー打ちで攻め、KO勝ちを狙う」と意気込んでいる。

 二葉巡査長は北九州市生まれ。「体が小さくやせ形なのがコンプレックス。少しでも強くなりたい」と、関西学院大でボクシング部に入部。関西の学生選手が競うリーグで戦ってきた。卒業後は地元の不動産会社に入社したが、学生時代に北アルプス・燕岳の山小屋でアルバイトした経験から山岳救助隊にあこがれ、会社を辞めて二〇一七年に県警に入った。

 大学卒業後はボクシングから離れ、普段からトレーニングは重ねていた。「日々がちょっと物足りない。もう一回本気でやりたい」と、一昨年末から松本ACEボクシングジム(松本市)に所属。週四回ジムに通い、毎日10キロのロードワークをこなしてきた。

 ボクシングの試合は1ラウンド3分で4ラウンド。二葉巡査長は練習でミット打ちやスパーリングを5~6ラウンド重ね、スタミナを鍛えて昨年七月にプロテストに合格した。

 得意技は相手の腹部を打つボディーから顔面を狙うコンビネーション。ジムの高山祐喜会長(34)も「スタミナもついて、強いパンチがしっかり打てるようになった」と太鼓判を押す。

 デビュー戦の相手は都内の大手ジムに所属する長身のサウスポー。プロでの戦績は一戦一勝一KOで、腕の長さを生かした攻撃を得意とする。半年前にスパーリングで手合わせしたといい、二葉巡査長は「きれいなボクシングをするタイプ。勝つ自分も負ける自分も想像できるほどに強い相手」と警戒する。

 署内の留置場で容疑者らに対応する業務をこなしながら、厳しい練習で自分を追い込んできた。デビュー戦に向けて「もちろん負けるつもりはない。ボディーを狙って3、4ラウンドまで持ち込み、鍛えた持久力で勝つ」と語る。

 試合出場は県警の許可を得ており「お金を稼ぐことが目的ではない」と、ファイトマネーは支援センターに寄付する。「プロでボクシングをやれて、誰かの役に立って社会貢献できるならこれ以上のことはない」とほほ笑んだ。

 

引用元:https://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20200214/CK2020021402000049.html

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