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白血病患者らに子供を持つ夢を NPOがクラウドで寄付募集開始

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白血病など血液の病気を持つ若い患者が将来、子供を持つ夢を支えたいとNPO法人「全国骨髄バンク推進連絡協議会」(東京)が4日、治療を開始する前に卵子や精子を保存する費用補助につなげるため、寄付をインターネット上で募る「クラウドファンディング」を開始した。目標金額は6月3日までに1000万円としている。

 

 

国内では、「AYA世代(15~39歳頃)」のがん発症が年間約2万人に上ると推計されている。今年2月には競泳の池江璃花子選手が白血病と診断されたことを公表し、注目を集めた。

白血病の治療では化学療法や放射線療法などが用いられることから、生殖機能が損なわれる恐れがある。そのため、治療前に卵子や精子を凍結保存し、治療後に使用する選択肢がある。

ただ、こうした方法の費用は保険適用外で高額となる。卵子採取で約15万~45万円、精子採取で約2万~7万円が必要で、保存を継続するにも、それぞれ毎年数万円の費用がかかる。経済的な理由から、採取保存をためらったり、諦めたりする人も多いという。

 

同協議会では平成25年から費用の一部を補助する活動を行っており、これまで延べ86人に対し、計約800万円の支援を実施した。だが近年は寄付も減少傾向となっており、十分な資金がない状況となっている。

同協議会顧問の大谷貴子氏は「今後、経済的支援を継続、拡充していくためにもさらに寄付金を集めることが必要。支援により、将来、親になる夢をかなえられる患者さんを一人でも増やしたい。みなさまに、温かいご支援をお願いした い」と呼びかけている。

 

こうした取り組みは若いがん患者らにとって、大きな“希望”だ。

20代の頃、「慢性骨随性白血病」と診断された男性(42)は、精子保存で子供が持てる可能性があることを知ったことで、一歩前に進む勇気が持てた。不安にさいなまれていた骨髄移植を受ける決意につながり、治療後は結婚して家庭を持つことができた。体外受精で、3人の子供にも恵まれた。

「病気になった時はこんなことがいつまで続くのだろうと思っていたが、精子を保存していたことで『いつか結婚でき、子供も持つことができる』と希望を持つことができた」と男性。「今は辛くても絶対に幸せな時間はくる。白血病を治療しても子供を持つ選択のできる人が増えてほしい」と願いを込めた。

 

引用元:https://www.sankei.com/flash/newslist/flash-n1.html

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